出生前診断について考える2

今日ようやく療育センターで借りた「ようこそダウン症の赤ちゃん」という本を読み終えました。そして考えさせられたのが「出生前診断」についてです。
前に日記に「年齢が引っかかってなかったので受けてなくて、ホントに良かった」と書きましたが、二人目の子が欲しいとなると、次はどうするか。

母は「ふたりも育てられんやろう?次は受けなさい」といいます。
それはあたしが苦労するから、と心配して言ってくれてると思うのです。

でもあたしは出生前診断は受けないでしょう。

出生前診断で染色体異常が判ったら、どうするか?
選択肢は二つ「産む」か「降ろす」かですが、いっくんを見ていると「降ろす」という選択はあたしには絶対出来ません。
それに、仮に染色体異常でなかったとしても、もしかしたらとても体が弱いかもしれない、もしかしたら何年後かになんらかの異常がわかるかもしれない。
だったら受けてもしょうがないんですよね。
それよりも必要なのは、「なにがあっても受け止めようと覚悟して妊娠する」事だと思うのです。

本を読み終わった後、旦那さんに
「もし赤ちゃんが出生前診断でひっかかってたらどうする」
と聞いてみると、彼はあっさりと
「産むにきまっとるやん」と言いました。

きっといっくんは、そういうパパを選んで生まれて来たんだろうなぁと思うのです。